ラーテルとジャコブヒツジとマンチカンネコ

久しぶりの更新です。

縁あって、「うつわ＆カフェ　かくしち」さんに作品を置かせてもらう事になりました。
東久留米市にあって、とってもオシャレな空間で、
おいしい手作りのケーキとおいしい珈琲が飲めるお店です！
いろいろな作家さんの作品も展示販売してますので楽しめます。
是非近くにお発ちよりの際は是非立ち寄ってみてください。
HP kaku7.com

最近は、彫金でブローチなども制作してまして
その中で「世界一怖いもの知らずの動物」でギネスにも登録されている動物
"ラーテル”も置いてもらってたのですが、
かくしちの常連さんでNHK『おかあさんといっしょ』関係の方がいらっしゃいまして、
「これ、ポコポッテイトのムテ吉じゃん。」
ということになり、
「メーコブとミーニャもあったらプレゼントしたい！」
となったようで、、


これは面白いと思い、
ちゃんとしたオーダーもないまま、作っちゃいました。

まずはムテ吉【ラーテル】

ライオンにも立ち向かい、ハイエナからエサを奪い、
蜂の巣に突っ込んでいき、キングコブラと戦い、勝てば食す。
キングコブラに噛まれても数時間気絶するだけで死には至らない。
是非動画でチェックしてみてください。
The Crazy Nastyass Honey Badger (original narration by Randall)


つぎにミーニャ【マンチカンネコ】

とにかく足が短いかわいいやつです。
立ち上がるのが得意です。
ミーニャは耳が折れてるけど、ブローチは何だか猫に見えなくなっちゃってやめました。
足先に貼付けたシルバーがポイントです。

そしてメーコブ【ジャコブヒツジ】

ウシのような白黒模様ですが、ヒツジです。
角が2本のやつだけじゃない、4本も6本も生えるやつだっている。
ヒツジって言えば、むしゃむしゃメェーって、とっても平和なイメージだけど、
こいつは角と角を全力でぶつけ合う。


恥ずかしながらこんな面白動物、はじめて知りました。


そして納品しまして、早速見に来ていただけました。
とってもおもしろがって気に入っていただけて、ムテ吉とメーコブとミーニャにプレゼントしていただけました。
あらためて面白い縁だなぁと思いました。
これからポコポッテイトを見る目が変わります。

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生き延びてきたカタチ
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Wedding Ring

前の会社で一緒だった彩さんと
ヤクルトスワローズスタジアムDJのパトリックさんがご結婚されて、
ウエディングリングのオーダーを頂き、デザインと制作をさせていただきました。

打ち合せをさせていただいて、二人とも野球が大好きとの事で、
「野球」をモチーフにした結婚指輪とのことで、制作しました。
シンプルで付けやすく、野球を‘感じさせる’デザインを考えました。

そして出来上がったものがこちら。


指輪全体の形状を野球のフィールドに見立てて、ホームベースの形を彫り込み、
センターにはボールを感じさせるダイヤを埋め込みました。
パトリックさんのリングは四角、彩さんリングは三角。
三角ベースの形でもありますが、
4角と3角足して7。
野球で7と言えば試合7回のラッキーセブン。
ずーーーっとラッキーセブンが続いたらとっても楽しいなーー、
なんて考えながら制作しました。

裏面にはお互いのイニシャルをセンターに彫り込みました。


指に付けている時は、とってもシンプルなリングです。

昨日お二人に納品させていただいて、とっても気に入っていただけました！
この瞬間が一番緊張し、そして一番嬉しい瞬間です。
彩さん、パトリックさん、制作させていただいてありがとうございました。

周囲の人を巻き込んで幸せにするお二人、
末長く仲良く、楽しんでください。




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新作！ツバメ（ひな）リング

気温もあったかくなってきて、
いろんなところでツバメの親鳥が巣をせっせと作っているのを
見かけるようになってきましたねー。

ツバメは泥や枯れ草等を唾液と混ぜて作っていきます。
オスとメス共同で作っていくそうです。
せっせと作っている姿はほっこりさせてくれますねー。
フンには気をつけないとですけどねw

中華の高級食材、ツバメの巣はアナツバメという種類の唾液のみで固めて作られた巣で、
断崖に作られるため採取するのは危険が伴う。
（昔どこかで知った時は、海藻と唾液で固めた巣だって
聞いたような気がするけどどうやら違うみたい）
健康と美容にいいみたいで、タイにいたときに体調崩したときにこれを飲めって薦められたなぁ。


さて、脱線しましたが、
随分と空いてしまいましたが新作のリングが完成しました。
ツバメの巣リングです。




指に巣を作ったようなデザインで
三匹のツバメがつぶらな瞳で親鳥を待ちます。
真ん中の子は親鳥を見つけて真っ先に口を開けて餌を要求してます。
目はサファイアを留めてます。
（このアイテムは眼球に留められるサイズの石がサファイアかエメラルドのみです）
1.3mmのカボッションカット（半ドーム状）の石なので、
小ちゃくて石留めにタガネが届かず苦戦っっっっ。

アンティークな雰囲気が出たらなぁと思って、巣には唐草を彫り込みました。
細かい造形が手持ちの工具だけでは届かなくて、
針の先を加工してピンバイスに取り付けて彫り込みました。
が、まだまだ粗が目立つなぁ。。

三匹とも表情が違いますが、それは「個性」ということで。。。

商品詳細等は近々アップしまーす。

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商品紹介！セイウチリング

セイウチって、
哺乳綱、ネコ目、イヌ亜目、アシカ上科、セイウチ科って分類されて、
漢字で書くと、海象。
ネコもイヌもアシカもゾウもどれも馴染みが深い僕らにとって、
で、結局ナニモンや？って思う。

セイウチリングは牙がとっても特徴的で、
これ無しではセイウチらしさが無くなってしまう。
しかし普通に彫り込んでいくと飛び出して危険だったり、引っかかったりする。
セイウチの手を付ける事で解決しました。

これによって、セイウチらしいずんぐりした体も表現でき、
装身具としてうまくまとまった作品となりました。

今回、全体は黒くいぶしを残し気味で牙はピカピカに磨いてほしいと要望を頂きました。

全体的に軽くミゼットバフを当てて、いぶしを残しつつ、
牙は青棒で磨き上げました。
コントラストが美しく仕上がりました。

また、裏に925の刻印を入れてほしいとの事でしたので入れさせていただきました。

シルバーアクセサリーは92.5%の銀と7.5%の銅等を混ぜてキャストする事で、
銀の美しさを保ったまま、硬さを出す事ができるため
ほとんどのアクセサリーはこの925シルバーを使っています。
animaliaも間違いなくこの925silverを使っていますが、
いわゆるシルバーアクセサリーに分類される事に疑問を持つため、
基本的には刻印は入れていません。
しかし、ご要望があれば入れさせていただきます！

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商品紹介！フクロウ（カスタムバージョン）

フクロウのカスタムを注文いただいたのでご紹介します！

ご要望はもうちょっときりっとした顔をしているシマフクロウにしてほしい！
との事でした。

通常のフクロウと出来上がったシマフクロウを比較してみました。


顔を重点的に変更して、羽角を付けて、きりっとした表情になって
より獲物を狙っている感じがでました。
羽にも細かい縞模様を付けました。


以前フクロウとミミズクって何が違うんだい？
って気になって、調べてみたら
どうやらフクロウには羽角（耳みたいに見える羽）がなくて、
ミミズクには羽角がある。
ズクってのはフクロウのことで、ミミズクは耳のあるフクロウのこと。
ずっとこの認識でフクロウとミミズクを見てました。

して、フクロウとシマフクロウって何が違うんだい？
ー全身の羽衣は灰褐色で、黒褐色の縦縞と細い横縞が入るー
ふむふむ
ー頭部には耳介状の長くて幅広い羽毛（羽角）が伸長するー
え、、羽角があるの？じゃぁこいつはミミズクなんじゃないの？

結局、フクロウもミミズクも生態的には一緒で、
羽角のある種類の一部をミミズクって呼ぶってことみたい。
結構適当だな。

ちなみにフクロウの本物の耳は左右高さが違うところにあるため、
音をより立体的に正確に捉える事ができるらしい。

また風切羽に鋸状のものがついていて、それのおかげで羽ばたく音がとっても静かなんだそう。

ほんとフクロウって神秘的な動物ですね。

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